Unityで作成したAndroidアプリをFire HD 8 (2017 第7世代)で実機デバッグ

f:id:haiya_san:20170819210502p:plain

 

Fire HD 8 ですが、OSがAndroidベースとなっています。

そのため、Unityで作成したアプリを実機で確認する事が出来ます。

 

動かすまで必要最低限の手順をまとめました。

 

 

インストール

まず、インストールするものは2つです。

・Android Studio

・JDK

 

Android Studio

こちらからダウンロードできます。 

赤枠のボタンからダウンロードして下さい。

ダウンロードが完了したらインストールを行います。

f:id:haiya_san:20170819213302j:plain

 

Nextを押します。

f:id:haiya_san:20170819212255p:plain

 

すべてにチェックが入っていることを確認してNextを押します。

f:id:haiya_san:20170819212317p:plain

 

ライセンス確認の画面です。

I Agreeを押します。

f:id:haiya_san:20170819212353p:plain

 

インストール先の指定になります。

Android SDK Installation Locationの場所については、

後ほどUnityの設定で使用しますのでメモしておいて下さい。

f:id:haiya_san:20170819212430p:plain

 

Installボタンを押します。

f:id:haiya_san:20170819212022p:plain

 

インストール完了です。

f:id:haiya_san:20170819212546p:plain

 

これでAndroid Studioのインストールは完了です。

 

JDK

こちらからダウンロードできます。

 

Accept License Agreementにチェックを入れてください。

64bitのWindowsのOSであれば赤枠をクリックしてダウンロードして下さい。

こちらも、ダウンロードが完了したらインストールを行います。

f:id:haiya_san:20170819212942p:plain

 

次を押します。

f:id:haiya_san:20170819213813p:plain

 

次を押します。

f:id:haiya_san:20170819213846p:plain

 

 インストール先の設定です。

こちらもUnityの設定時に使用するのでメモして下さい。

f:id:haiya_san:20170819213936p:plain

 

 閉じるを押して下さい。

f:id:haiya_san:20170819214046p:plain

 

これでJDKのインストールは完了です。

 

Fire HD 8 の設定

Fire HD 8 側では、開発者オプションでADBを有効にする必要があります。

 

ADBを有効にする方法

設定を開いて端末オプションを選択します。

f:id:haiya_san:20170819214832p:plain

 

シリアル番号の所を連続でタップすると(5回くらい)

開発者オプションが表示されます。

f:id:haiya_san:20170819214902p:plain

 

デバッグにADBを有効にする項目があるので「有効」に変更して下さい。

スリープモードにしないは好みで。

f:id:haiya_san:20170819215009p:plain

 

これで Fire HD 8 側の設定は完了となります。

 

Unityの設定

最後にUnity側での設定です。

Unity側では、Platformの変更とBundleIDの設定を行います。

 

Platformの設定

【file】から【Build Settings】を選びます。

Platformの中にあるAndroidを選択します。

f:id:haiya_san:20170819215450p:plain

 

画像のように、右側が表示されていない場合はDownloadが表示されます。

その場合は、Downloadボタンを押してUnityにAndroidのプラグインを入れて下さい。

Unityインストール時に、Androidを選択していない場合にこの手順が必要となります。

 

BundleIDの設定

先ほどの画面に、Player Settingsというボタンがあります。

それを押すとInspector上にPlayer Settingが表示されます。

 

その中にあるPackage Nameを変更する必要があります。

f:id:haiya_san:20170819215953p:plain

 

Package Nameは、テキトーな名前で設定しても大丈夫です。

com.{好きな文字列}.{好きな文字列}

アプリを公開する時に、きちんとした名前を設定して下さい。

 

実機での確認

準備が完了したら、いよいよ実機での確認です。

Fire HD 8 をUSBでPCに接続して下さい。

 

Unityでビルド

Build And Runボタンを押します。

f:id:haiya_san:20170819220516p:plain

 

Buildが完了すると、Fire HD 8 側でUSBデバッグの許可について

確認が出てきますのでOKを選択して下さい。

f:id:haiya_san:20170819220727p:plain

 

OKを押すと、Unityで作成したアプリが立ち上がります。

f:id:haiya_san:20170819220834p:plain

 

まとめ

昔に比べて、Androidの実機で確認するまでの手順がだいぶ減りました。

時間があったら、Fire HD 8 がどれだけ3D Objectを表示できるかテストしたり、

何かしらのアプリを作成してみたいと思います。