初心者が手ブレや被写体ブレしない写真を撮るために目安とするシャッタースピード設定
せっかく撮った写真がブレていて、悔しい思いをしたことはありませんか。
写真がブレる時は、シャッタースピードの設定を行います。
写真を撮った後の確認
写真を撮った後は、カメラの液晶モニターで確認をします。
確認する内容は、明るすぎたり暗すぎたりしないか。
更に、拡大表示をしてピントやブレていないかを見ます。
そこで、写真がブレているようであれば、
どのようにブレているかの確認をして下さい。
手ブレと被写体ブレの違い
写真がブレる原因ですが、手ブレと被写体ブレの2種類あります。
手ブレか被写体ブレの判断は、映り方の違いで判断することが出来ます。
手ブレの特徴
写真全体がブレている状態となっています。
暗い場所や室内での撮影で、オート撮影モードにした場合に起きやすいです。
しっかりと構えて撮影することで、改善することが出来たりします。
また、手振れ補正の機能が付いたカメラやレンズを使うのも有効です。
しっかり構えてもダメだった場合にシャッタースピードを上げます。
被写体ブレの特徴
被写体が動いているために起こるブレです。
背景はブレていないのに、被写体だけがブレているのが特徴です。
手振れ補正の機能では解決できない問題です。
被写体ブレが起きている場合は、素直にシャッタースピードを上げます。
シャッタースピードの設定
大体のカメラは、ダイヤルを「S」にする事で設定できます。
α6000であれば、画像のように設定してください。
後は、もう片方のダイヤルでシャッタースピードの変更が出来ます。
目安となるシャッタースピード
目安となるシャッタースピードについてですが、
数値を決める前に確認することが3つあります。
確認すること
・焦点距離
・センサーサイズ
・画素数
・被写体が止まっているか
手振れしないシャッタースピードの決め方
1 / 焦点距離が、目標の数字と言われています。
ですが、初心者や画素数が高いカメラを使用する場合は、
1 / 焦点距離 × 2 くらいの設定にすると安心して撮影できます。
焦点距離からの計算
カメラがフルサイズ機で、焦点距離が20mmであれば、
シャッタースピードは、1/40 で設定を行います。
カメラがAPS-C機の場合は、焦点距離が1.5倍となるため
シャッタースピードも1.5倍の数字にして下さい。
焦点距離が20mmであれば、焦点距離が30mmとなるため、
シャッタースピードは、1/60 となります。
被写体が動いている場合
被写体が動いている場合は、動いている速度に合わせて
シャッタースピードを設定する必要があります。
シャッタースピードが適切でない場合に被写体ブレを起こします。
レース中の馬であれば、1 / 600 よりも早い速度。
野鳥であれば、さらに早いシャッタースピードを設定しています。
まとめ
上級者の方たちは、シャッタースピードを遅くしてもブレを抑えられるみたいです。
設定が慣れてきたら、構え方やシャッターの切り方などの練習になりますかね。